シングルマン

新宿のバルト9で、シングルマンを見てきました。
平日の夜ですが、客席は結構空いており、10席に1席も埋まっていません。
ただ、客の入りとは別に、いろいろ考えさせられる、なかなかの良作でした。

ゲイであり、大学教授であり、8ヶ月前に交通事故で恋人のジムを失い、喪失感とともに1人で暮らしている主人公ジョージ(コリン・ファース)のとある1日の始まりから終わりまでを描く映画です。

これだけ書くと、とても不思議な映画ですが、ファッションデザイナーとして世界的に成功しているトム・フォードさんが初監督作品ですが、映画として破綻することもなく、生と死、孤独と友情、愛情、マイノリティと恐怖、といろいろなテーマについて、考えさせてくれる作品に仕上がっています。

コリン・ファースの演技・表情からは、ジョージの感情、人柄がストレートに伝わってきます。

死を覚悟しているジョージから見る、毎日の暮らしで接する日常は、それぞれが過去の恋人との幸せな思い出を思い出させるトリーガーになっていたりします。

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私は普段映画を見る際、シナリオというか、物語の展開でひかれることが多いです。

この映画はそういう映画と対極にある映画でありながら、嫌いではありません。

私は最後まで退屈することなく、見ることができました。

見終わった後に、大きな感動も残らないですし、サプライズもありません。
また沈んだ気持ちにも、幸せな気持ちにもなりませんでした。

でも、見に行って良かったと思う映画ですし、中身のある映画です。

派手な3Dのアクションファンタジーも好きですが、こういうしんみりと味わう作品も、いいですねー^^

55点

シングルマン あらすじ

http://www.cinematoday.jp/movie/T0008990
1962年11月30日。8か月前に愛する人を失ったジョージ(コリン・ファース)は、この日で人生を終わらせようと、死の準備を着々と整えていた。
ところが大学での講義は熱を帯び、いつもならうっとうしい隣の少女との会話に喜びを抱く。
そして遺書を書き上げたジョージに、かつての恋人チャーリー(ジュリアン・ムーア)から電話が入り・・・。

監督・脚本・製作: トム・フォード
原作: クリストファー・イシャーウッド
キャスト: コリン・ファース ジュリアン・ムーア マシュー・グード 他

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